「有給余ってるけど、どう過ごそう?」
「有給って、結局ダラダラしてしまう」
「せっかくの有給、無駄にしたくない」
そんな悩みを抱えていませんか?
本記事では、有休消化率100%、年に1度は15日〜30日間会社を休んでリフレッシュしている筆者が(@suki2sunao2)が日数別!有給休暇おすすめの過ごし方を解説します。
- 最高の有給消化のために、実はやっておくべきこと
- 簡単に今からできる有給準備
- より良い有給休暇のために知っておきたいこと
そもそも有給休暇って?
有給休暇とは
年次有給休暇とは、一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のことです。休んだとしても、賃金が減額されず「有給」で休むことができる休暇です。
①雇い入れの日から6か月経過している②その期間の全労働日の8割以上の出勤という2つの要件を満たせば付与されます。入社から6ヶ月を過ぎた日に10日、その後20日を上限に毎年付与される日数が増えていきます。(参考:厚生労働省労働基準行政全般に対するQ&A)
よくある悩み
有給休暇を取得する上では、「有給を取得しずらい」「有給中にやることがない」「長期間まとめて休みずらい」といったものが挙げられます。
令和4年の調査では、1年間に企業が付与した年次有給休暇日数は平均して17.6日である一方、このうち労働者が取得した日数は 10.9日とのことです。
過去と比較すると、有休消化率は上がってきていますが、それでもまだまだ低い水準にあります。(参考:厚生労働省令和5年就労条件総合調査の概況)
有給休暇を活用する効果
有給休暇の目的は「心身の疲労を回復しゆとりある生活」です。急な体調不良でも安心して休める制度があるのは心強いです。また、趣味や心身のリフレッシュのために使うことで、より健やかに働くことができます。
有給を活用するコツ
事前に伝えておく
「有給の取りずらさ」を解消するために、早い段階から事前に伝えておくことをおすすめします。有給取得を決めた時点で、周囲に伝えておくとスムーズです。
特に2週間以上の休みを取得する場合は、詳細の日程が決まっていなくても、何月頃に休む予定かだけでも、早めに伝えておきましょう。
筆者の場合、1ヶ月休む場合は1年前から、2週間の場合は半年前から周囲に伝えるようにしていました。早い段階で伝えておくことで、引き継ぐべき仕事や対応事項を余裕をもって洗い出すことができます。
目的やテーマをもつ
「せっかくの有給をダラダラと無駄に過ごしてしまう」という悩みを解消するためには、目的やテーマを決めることが有効です。たとえ短期間の有給休暇であっても、目的やテーマを決めることで充実度が格段に上がります。
テーマは、デジタルデトックス、身体を動かす、美味しいものを食べる、本を読む、など小さいものでも構いません。何か1つ決めて達成することで「これをした」という充実感を得られます。
前日までに整える
より豊かな有給のためには、前日までの準備が肝心です。疲れが溜まりすぎていたり、部屋が汚れていたり、家事が溜まっていると、せっかくの有給が身の回りを整えることだけで終わってしまいます。
もちろん「身の回りを整える」を目的とした有給を取る場合は、それも良いですが、何かやりたいことがある場合は、前日までにできる限りの準備をしておくことをおすすめします。
有給休暇前のおすすめ準備リスト
- 電車や飛行機のチケット取得
- 必要品の買い出し
- 体調を整えておく
- 冷蔵庫の中身整理
- トイレ掃除
- 洗濯物
平日に1つずつでいいので、準備しておくことがポイントです。ちなみに筆者は、普段から掃除は平日に終わらせて、土日はなるべく家事をしないようにしています。
未来につながる休み方
有給は、消化ではなく投資
「有給が終わってしまう、明日から働くの嫌だ」という思いを抱えたことはありませんか?
有給を取得する場合「有給期間中にどう過ごすか」に注目しがちですが、「休み明けの状態」に注目することをおすすめします。休み明けの理想状態を考えたら、そこから逆算して有給の過ごし方を決めましょう。
有給はただ消費するものではなく、未来に投資するものだと捉えることでより充実した過ごし方ができるようになります。
体調を第一優先する
有給明けにスッキリと普段の生活に戻れるよう、有給期間も無理せず体調を優先しましょう。やりたいことをたくさん詰め込みすぎて、疲れてしまってはもったいないです。やりたいことの半分ができたら合格、という気持ちでいるのがちょうど良いです。
具体的には、有給期間中も、普段と同じ時間に寝る、食べる予定がある時は前後の食事は控えめにする、部屋の外に出て身体を動かす、などがおすすめです。
日記をつける
有給期間中に、感じたこと、やったこと、これからやりたいことを日記につけましょう。何もない1日だった、と思っていても、書き出してみると意外とたくさん出てきます。
普段忙しい方こそ、ゆっくり自分と向き合う時間を設けることで、心のリフレッシュにもつながります。日記はnoteに書くのもおすすめです。筆者は長期休暇ごとにnoteのマガジンを作成しています。
充実した自分時間のために
まとまった時間を使って、これまでのキャリアの棚卸しや、これからのビジョンを整理するのもおすすめです。有給期間の思い出を振り返りながら1枚の絵にまとめるのもいいですよ。
せっかくの有給を大切に過ごすためにも、おすすめのサービスです。ぜひご覧ください。
- キャリアの棚卸し
- 悩んでいることの整理
- これまでの経歴を整理
- これからやりたいこと、目標やビジョンの可視化
- 大切にしたいポリシーを可視化
これまでのキャリアを整理したい、未来について考えたいといった方に、届きますように!
1日休むなら
休日は混んでいる場所に出かける
有給を1日だけ取得する場合は、普段の休みでは行きずらい場所に行くことをおすすめします。早い時間帯からスーパー銭湯やサウナに行ったり、時間をずらしてホテルのランチに行ったり、買い物に行ったりと普段は混んでいる場所に行くのがおすすめです。
人が少なく、ゆったりとした時間を味わうことができますよ。
身体を動かす
部屋に引きこもって寝たりダラダラしたりして過ごすよりも、1時間で良いので身体を動かすことがおすすめです。特に、汗をかくような運動は、スッキリして達成感も得られます。
お散歩や軽いランニングはもちろん、ヨガもおすすめです。常温でもホットヨガでも、身体をほぐして整えるのに効果的です。筆者はホットヨガに通っています。
まずは体験だけ行ってみるのも良いですね。
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デジタルデトックス
1日の有給におすすめなのがデジタルデトックスです。スマホやテレビ、パソコンから離れて過ごしましょう。本を読んだり料理をしたり、何もしない時間を楽しむなど、とても充実した時間を過ごせます。
スマホに頼りきりの現代におけるデジタルデトックスは、ハードルが高いように感じるかもしれませんが、1日であれば安心して取り組めます。
2日〜5日休むなら
新しい体験をする
何か1つ新しいことに挑戦することをおすすめします。丸一日使うようなことでも、2〜5日あれば前後の日数に余裕があるので安心です。
2〜5日でできる新しい体験おすすめリスト
- Podcast配信
- 気になってたドラマ一気に見る
- イラストを描いてみる
- 近場の登山
- 鈍行電車の旅
- 行ったことない図書館巡り
土日とくっつける場合は、4日から9日休めることになるため、韓国や台湾など近場の海外も行けちゃいます。
徹底的にだらける
2〜5日の休みがある場合は、どこか1日、徹底的にだらける日を設けることもおすすめです。とにかく、身体にいいことだけをしたり、だらけまくったりと、まとまった休みだからこそ無駄に(?)時間を使う楽しさを味わえます。
近くの温泉に行くのもいいですね〜!
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断捨離
断捨離は2〜3日かけて行うのがおすすめです。まずは「捨てるもの」「迷うもの」「捨てたくないもの」に分類し「迷うもの」を最終日にもう一度確認するという流れです。
手放したものの数を記録するとモチベーションアップになりますよ。小さいものも含めて100個以上手放すと、かなりスッキリします。
5日〜10日休むなら
国内旅行でリフレッシュ
まとめて5日以上休める場合は、3泊以上の国内旅行がおすすめです。行ったことない都道府県や、遠くて行きずらい場所にも行くことができます。時間に余裕があるので、旅程を詰め込みすぎず、ゆっくり旅行を味わえるのも嬉しいですね。
家族と離れて暮らしている方は、家族に会いに行くのもおすすめです。家族と休みを合わせられたら嬉しさ倍増です。前後の日数にゆとりを持って、家でゆっくりする予定も忘れずに!
お得な国内旅行サイトまとめ
海外旅行でリフレッシュ
5日以上あれば、海外旅行も行きやすいです。5日ならアジアを中心に、移動に時間がかからない場所、10日近く休む場合はヨーロッパやアメリカなど、移動に時間がかかる場所がおすすめです。
飛行機の便があれば、有給取得日の前日夜のフライトを取るのがおすすめです。海外旅行は移動に時間がかかるので、移動時間をうまく調整することが楽しむポイントです。
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何か1つ継続する
土日も合わせて1週間以上の休みがある場合、何か1つでも継続できると、有給が終わった後にも良い効果をもたらせます。ストレッチ、日記、料理、散歩、お風呂、発信、など、小さいことでも構いません。
習慣化させたいことを、習慣化させるチャンスです!有給期間であれば、仕事や疲れなどを言い訳にできないので、習慣化しやすいです。
11日以上休むなら
海外に長期滞在
土日も合わせて2週間ほど休むのであれば、海外での長期滞在をおすすめします。筆者は、デトックスをテーマにニュージーランドとスリランカに行きました。
短期間の旅行だと、観光地を回るだけで終わりがちですが、長期滞在の場合は、地元のレストランやスーパーに訪れたり、現地の人と仲良くなったりもできます。
資格をとる
約2週間あれば、資格を取ることも可能です。趣味や興味のある領域の資格を取得して、仕事に活かせると最高ですね。2週間以内で取れる資格も良いですし、2週間以上かかるものでも、初めに集中して取り組むことで、その後も取り組みやすい状態を作れます。
おすすめ資格まとめ
ヨガインストラクターの資格については、【インドでヨガ留学】メリットデメリットを解説!インドでヨガインストラクターの資格を取ってみたでからご覧いただけます!
副業を始める
1円で良いので、本業以外の方法で稼ぐ経験をするのも面白いです。副業を始めるために、スキルや趣味を洗い出すのも良いですね。どんな副業があるかを調べることから初めてみても良いですし、短期間の講座を受けてみるのもおすすめです。
有給期間中に、理想の働き方に向けて1歩踏み出せると、とても有意義です。ポイントは調べて終わるのではなく、必ず何か1つ行動に移すことです。サイトへの登録、強みを書き出す、理想の人のSNSをフォローする、など小さいことでも大丈夫です。行動することが大切です!
今すぐできることまとめ
- 強みを10個書き出す
- ココナラに登録する
- クリエイターズファクトリーの無料説明会に参加してみる
- 「副業 働き方」で検索して良いと思ったことを1つ取り入れる
- キャリアとスキルの棚卸しをする
まとめ
本記事では、有給休暇おすすめの過ごし方を日数別で解説してきました。せっかくの有給休暇を、より充実させるために、やっておくべきこととして「とにかく早めに周囲に伝える」「前日までに身の回りを整える」などをお伝えしました。
有給休暇を充実させるためには、有給休暇を消費ではなく投資として捉えることです。有給休暇明けに、スッキリした状態になるためにも、簡単にできることから行動するのがおすすめです!
充実した有給休暇ライフで、心身ともに健康なビジネスパーソンが増えますように~!
- キャリアの棚卸し
- 悩んでいることの整理
- これまでの経歴を整理
- これからやりたいこと、目標やビジョンの可視化
- 大切にしたいポリシーを可視化