「SNSが仕事につながるって本当?」
「SNSを副業に活用したいけど効果が出ない」
「SNSで仕事をとるために何から始めていいかわからない」
そんな悩みを抱えていませんか?
本記事では新卒から4年間副業を続け、月20万円稼げるようになった筆者(@suki2sunao2)がSNSを副業に活用する方法を解説します。
- 副業に役立つSNSの活用方法
- 実際に仕事につながった事例解説
- SNSを活用するなら知っておきたいこと
初心者でもSNSで仕事を取れる
便利で簡単なSNS
SNSは、個人が簡単に始められて、多くの人に活動を認知してもらいやすい便利なツールです。すぐに仕事に繋がらなくても、発信を続けることで、仕事を依頼したい際に、思い出してもらいやすくもなります。
20代から30代の70%はSNSを利用しており、普段からSNSを見ている人は多いので、気軽に活動を知ってもらいやすいです。(参考:令和4年 情報通信に関する現状報告の概要)
フォロワー1000人以下でも案件獲得!
SNSで仕事を獲得するためには、フォロワーがたくさん必要だと思い込んでいませんか?フォロワーの数が多くなくても、しっかりと発信をしていたり、適切にSNSを利用していれば、案件を獲得することができます。
筆者の場合も、フォロワーが1000人未満の時に、SNS経由で仕事をご依頼いただくことがありました。
気軽に連絡をもらうために
SNSのメリットとして「気軽に連絡を送りやすい」ことが挙げられます。メールだと、依頼するまでにハードルがありますが、DMだと気軽に送ることができます。
「依頼したい、話を聞いてみたい」と思った時に、すぐに連絡をもらいやすい仕組みとしてもSNSは便利です。
SNSを副業に活用するコツ
継続する
すぐに結果が出ることは少ないので、コツコツと継続することが重要です。継続することで、ファンやフォロワーが増えたり、アカウントの影響力が大きくなっていくため、とにかくめげずに続けることが大切です。
発信を始めたばかりの頃は、怪しいDMがくることもあるので要注意!結果が出るまで、焦らず楽しく続けましょう。
分析する
むやみに投稿数を増やすだけでは、欲しい結果が得られないこともあります。せっかく投稿するのであれば、頑張りが「正しい努力」となるように、投稿を分析しましょう。
分析ポイント
- 閲覧数が多い時間帯
- 閲覧数が多い投稿内容
- 閲覧数に対して投稿が「保存」されている割合
- 投稿からプロフィールにアクセスしている割合
- 投稿からフォローに繋がった割合
分析をするためには、ある程度、投稿数がないと適切なデータが得られないため、まずは複数の時間帯に投稿することから始めると良いでしょう。
目的を持つ
SNSを副業に活かす上では、何のために利用するのかを明確にすることが重要です。
目的の例
- 自身のブランディング
- ポートフォリオ
- 同業の人と繋がり、情報を得る
- 連絡ツール
- 案件獲得
- 認知度を上げる
どのSNSをどの目的で利用するかを定められると、迷わず発信しやすくなります。
複数のSNSを利用する
X、Instagram、Facebook、noteなど、複数のSNSを利用しましょう。それぞれメインとなるユーザーが異なるため、同じコンテンツを発信するとしても、複数の媒体で発信することで、より多くのユーザーに届けることができます。
より多くのユーザーに知ってもらうためにも、ココナラやフリーランスワーカー.jpなどのクラウドソーシングへの登録も必須です!
仕事そのものの発信
仕事につなげる発信をする上で、自身の活動や仕事に触れるのは必須です。どんな活動をしているのか、どんな仕事をしているのか、どんな想いで働いているのか、に触れることで、仕事を依頼してもらいやすくなります。
1ヶ月〜4ヶ月に1度、活動報告として、対応した仕事を公開するのもおすすめです。具体的にどのような案件で、どのような仕事をしているのかが伝わり、ポートフォリオの代わりにもなります。
Instagramを活用するには?
ポートフォリオにする
Instagramは写真やイラスト、画像を載せることに適しています。そのため、カメラマンやイラストレーター、デザイナーの方は、作品をアップし、ポートフォリオとして利用することをおすすめします。
筆者のInstagramアカウント:@illust.akarin
普段の活動を知ってもらうストーリーズ
24時間で消えるストーリーズは、普段の活動をより身近に感じてもらったり、知ってもらうために利用できると良いでしょう。また、気軽にコメントや反応をもらいやすため、フォロワーがどういうことを知りたがっているのかを知る機会にもなります。
「投稿やストーリーズへの反応がある=フォロワーと親密な関係を持てているアカウント」として認識されるため、気軽にコメントや反応をしやすいものをアップできると良いですよ。
Instagramが仕事につながった事例
筆者は、インスタグラムでイラストとグラレコを発信するようになってから、イラストやグラレコご依頼をいただくことが増えました。
お客さんが、完成したイラストや作品を発信してくれることで、それを見たお客さんの知り合いから依頼がくる、ということも多いです。
お客さんに自身のアカウントをタグ付けして発信してもらえると効果的です。
Xを活用するには?
表示名を工夫する
Xに限らず、Instagramやnoteにも言えることですが、ひと目で、何をしている人かが分かるようにしましょう。名前にキーワードが入っていることと、検索する際に見つけてもらいやすくなります。
筆者の場合は「グラレコ」という単語を名前に入れて、Xで「グラレコ」と検索した際に見つけられやすいようにしています。
筆者のXアカウント:@suki2sunao2
分析ツールを利用する
Xは無料で利用できる分析ツールが優れています。自身のアカウントの投稿へのインプレッション、フォロワーの増減、人気の投稿などを確認し、より良い発信となるよう分析しましょう。
分析ツールはこちらから登録し利用することができます。
同業で活躍している人が、どういう投稿を、どれくらいの数、いつ投稿しているのか、などを調べることも自身のアカウント運営に役立ちます。
本格的に始めたいならスマートで効率的な Twitter アカウント運用ツールを見るのも良いでしょう。
Xが仕事につながった事例
グラレコやイラストに関する情報を発信するようになってから、グラフィッカーとパートナー契約を結んでいる会社や、イベントのグラレコ担当を探している企業から仕事がもらえるようになりました。
また、Instagramと同様に、お客さんの知り合いからご連絡をいただくことも多いです。知り合いの知り合い、だと、依頼者側も安心して依頼しやすいですよね。
Facebookを活用するには?
知り合いに活動を知ってもらう
Facebookは30代で約45%、40代で約41%の人が利用しています。他のSNSと比べて利用者数が少ないとはいえ、まだまだ見ている人がいるSNSです。(参考:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書)
筆者の場合、フォロワーに直接の知り合いが多いFacebookでは、知り合いに活動を知ってもらうことを目的にしています。
遠い知人と浅くつながる
Facebookのメリットは、「LINEは持っていないが、最低1回は直接会ったことがある」程度の遠い知人と浅くつながっていられることです。
InstagramやXと比べて、利用者の年齢層が高いため、普段はInstagramやXを見ない人にも活動を知ってもらいやすいです。
Facebookが仕事につながった事例
数年前に一度だけお会いしたことがある人が、たまたま普段の活動を見てくださっていて、グラレコのお仕事につながったことがあります。
筆者の場合は、基本的に直接知り合った人のみとフォローしあっています。そのため、安心して仕事のやり取りができます。メッセンジャーで仕事のやりとりをすることも多いです。
noteを活用するには?
人柄を知ってもらう
気軽に文章を書くことができるため、人柄やポリシーを知ってもらうことに適しています。XやInstagram、Facebookは画像に注目が行きやすいですが、noteは文章そのものを読んでもらえるため、伝えたいことをきちんと伝えやすいSNSです。
筆者は、普段の日記をはじめ、旅行記、断捨離日記、対応した仕事まとめなどを発信しています。わかりやすい、誰かに役立つ情報よりも、ざっくばらんに書きたいことを書くことで、自身の内面を知ってもらうことを目的としています。
情報をまとめて発信する
文章で発信することがメインであるため、自身の活動や経歴、現在の仕事をしている理由や過去の経験などを、まとめて発信しやすいです。ハッシュタグやお題に参加することで、興味のある人に読んでもらえる機会にもなります。
ブログを始めるのは、手間がかかりますが、noteの場合は簡単にすぐに始められることもメリットの1つです。
noteが仕事につながった事例
noteのフォロワーの方から、イラストのご依頼をいただきました。依頼者としては、noteを通して、筆者の性格や世界観を知っているため安心して依頼しやすく、また製作者としても、相手のnoteを読むことで、人柄や求めているものを汲み取りやすかったです。
他のSNSと比べて価値観や雰囲気を通してつながりやすいのも、noteの良いところです。
ブログを活用するには?
「サイトがある安心感」をつくる
検索した際やポートフォリオを求められた際などに、自身のサイトがあることで、安心感を持ってもらいやすいです。依頼フォームや過去の実績、ポートフォリオなど、自身に紐づくすべての情報をまとめておけると良いでしょう。
情報を蓄積しながら収益化できる
ブログ自体が、収入源の1つとなることが何よりものメリットです。自身が得た経験や知識をブログという形で残しておけるため、資産になるだけではなく、広告やアフィリエイト収入にもつながります。
ブログを始めるならXserverドメインの取得から始めると良いですよ〜!
ブログが仕事につながった事例
オリジナルな自己紹介や名刺作成を検索した際に、筆者の記事にたどり着いた方からご依頼をいただきました。また、ブログの収益化にも成功したため、毎月、広告収入を得ることができています。
記事を書き続けることで、広告収入が毎月少しずつ上がっていくため、モチベーションにもつながります。
まとめ
本記事では、SNSを副業に活用する方法を解説してきました。初心者やフォロワーが1000人以下でも、SNSを仕事につなげるためのポイントとして、以下5つのポイントをお伝えしました。
- 継続する
- 分析する
- 目的を持つ
- 複数のSNSを利用する
- 仕事そのものの発信
それぞれのSNSの特徴を捉えて、うまく活用することで、仕事につながりやすくなりますよ。SNSを通して素敵なご縁が生まれますように〜!