- グラレコで便利なアイコンが知りたい!
- ノートやメモに簡単なイラストを添えたい!
- グラレコで使いやすいアイコンをマスターしたい!
この記事では上のような方向けに、2~3年のグラレコ生活を通して分かった「よく使うアイコン」「便利なアイコン」をまとめています。グラレコを始める時や、練習する時に参考にしたくなるように、カテゴリー毎に分類してお伝えしていきます!
この記事のおすすめの読者
- グラレコをはじめたばかり
- イラストや絵には苦手意識がある
- さらりと簡単なイラストを描くことに憧れがある
はじめに
グラフィックレコーディングことグラレコにおいて、特徴的なのは一般的に「言葉」で表現されることを「グラフィック」を用いて表現し、記録することです。文字ばかりが並ぶと理解しづらいことや、読む気が失せるものであっても、絵や図を使って分かりやすく整理することで、理解しやすく、読みやすくなりますね。
ここで鍵となるのが「アイコン」です。難しく細かい絵ではなく、簡単に雑で良いので特徴を捉えた絵を描く力がグラレコにおいてはとても重要です。
アイコンをマスターし、絵の語彙力を上げよう
新しい言葉を勉強する時には、単語を覚えて語彙力を増やしていきますよね。グラレコにおいても、言語学習と同じように、絵で表すことができる言葉や概念を増やしていくことが大切です。私は”絵で表すことのできるモノを増やしていく作業”のことを、絵の語彙力を上げると表現しています。
話を聴きながら、要点を整理して、絵や図を使ってまとめていくグラレコ。時間がない中で、より分かりやすいグラレコを作成するためには、絵の語彙力を上げることが大切です。そして絵の語彙力を上げるために役立つのが、アイコンです!
頭を使わずに描けるようにしよう
アイコンを上手く活用することで、絵を描くことではなく、何を描くのかに集中できるようになります。グラレコで大切なことは、上手な絵を描くことではなく、要点を整理し、分かりやすいものを作るということ。
絵を描くこと自体に頭を悩ませないですむようになれば、より本質的なグラレコができますよ。
ちなみに、簡単に絵を描くコツについては以下の記事でも紹介しています!
勉強や会社に関するものを描こう
勉強や会社に関係するアイコンを集めました。四角を使って描けるものがほとんどですね!1つのアイコンを描けるようになったら、それらを組み合わせたり複数並べて描いたりすることで他の意味を持たせることも可能です。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
わたしはiPadのProcreateというアプリを利用して描いています。その際に、描画ガイドをつけることで、下の写真のように後ろに格子線をつけた状態で描いています。
まっすぐな線が引きやすくなることに加えて、アイコン同士のサイズも統一させやすくなりますよ。
iPadでのグラレコと紙でのグラレコの違いが気になる方は、こちらもご参照ください!
身の回りに関するものを描こう
身の回りに関するものを集めてみました。勉強や仕事でよく使うアイコンと比べて、丸みのあるものが多いのが特徴かなと思います。
丸みがあるイラストは柔らかさや暖かさ、ポップな印象を与えることができますよ!ご自身の趣味に応じて、特定の分野のアイコンを多めに習得するのも楽しいかも知れませんね。
なるべく単純な線で、大きく堂々と描こう
絵にこだわりすぎて細かい線をたくさん描くと、かえって見づらい印象に
人の顔と表情を描こう
人や表情の描き方は、シンプルで簡単ですが奥が深いです。組み合わせ方によって相当な数の表情を表現できることに加え、微妙な角度や大きさで与える印象が変わることもあります。また、モノや概念のアイコンは、人によって大きく変わらないですが、表情の描き方は個々人の特徴が現れやすいポイントです。
口や目、眉を変えるだけでも、かなり印象が違う表情を描くことができるので、好きな組み合わせやよく使う表情を練習してみてはいかがでしょうか。ここでは表情を取り上げましたが、身体の描き方を工夫することでより多様な動きを見せることが可能です。
ちなみに、わたしのグラレコによく登場させているキャラクターは”まるぽちくん”と名付けています。実はこちらでグッズも販売中です!
いろんな表情に挑戦してみよう!意外な組み合わせが、ツボにはまることもありますよ。
アニメキャラクターを描くような繊細な絵を描く必要はありません!多少、輪郭が歪んだり、顔のパーツの位置がずれていても、それはそれで味のあるイラストになりますよ。
概念を描こう
ここでは、概念に関するアイコンをまとめました。電球マークは、どのグラレコでもよく見かけるとても便利なアイコンです。「驚き・発見」「重要・ポイント」「アイデア・発明」など様々な意味として活用することが可能です。
また、矢印をうまく用いることでグッとわかりやすいグラレコに近づけることができます。例えイラストがなくても、箇条書きされたもののまとまりと、矢印さえあれば、話の全体感や流れがとてもわかりやすく整理されます。
対比構造だけではなく、次につながっていくことや、広がっていくこと、伸びしろがあることなど、矢印で表現できる概念の幅はとても広いです。まずは矢印を最大限利用することからはじめてみるのも良いですね。
会社でのミーティングや、組織の話をグラレコすることが多い方は、目標やゴールのアイコンがとても便利です。また、SDGsや多様性についての話をグラレコすることが多い場合は、多様性を表すアイコンが便利です。
SDGsの公式アイコンを参照するのもおすすめです。このように、自分が得意とする領域や、グラレコすることが多い場でよく使われるアイコンを練習しておくことをおすすめします!
ひと目でわかる簡単な表現はないか?と考えてみよう
話の詳細や細部をすべて絵にしようとせず、抽象化して捉えよう
アイコンの学び方
描くことのできるアイコンを増やしていくためにピクトグラムのサイトやアイコンのサイト参考に練習することもおすすめです。また、街中の案内や道路標識から学べることも多いですよ。
はじめは、簡単なイラストを検索して真似することから始めることもおすすめです。何度か調べて描いている内に、調べなくても描けるようになり、絵の語彙力が上がっていきます。
簡単にアイコンが描けるようになると、グラレコではもちろん、ちょっとした手紙やメッセージカードにもイラストを添えられるようになり、楽しみが増える点も良いところです。
あなたのグラレコライフが素敵なものに、なりますように!