働き方

【まとめ】新卒が副業をするべき5つの理由|社会人1年目から理想の働き方を手に入れる秘訣は?

新卒から副業すべき?」
「仕事に慣れてきたけど、このままでいいのか不安
「未来が漠然と不安で、どうしていいか分からない

そんな悩みを抱えていませんか?

本記事では新卒から4年間副業を続け、月20万円稼げるようになった筆者(@suki2sunao2)が新卒が副業をするべき5つの理由を解説します。

  • 社会人1年目から理想の働き方を手に入れる秘訣
  • 新卒から副業するべき理由とメリット
  • 副業するなら知っておきたいこと

新卒から副業できる?

副業は誰でもできるの?

厚生労働省が平成30年1月に改定したモデル就業規則において、「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。」とされています。(参考:副業・兼業の促進に関するガイドライン

その上で、就業規則や契約において許可されているかは、会社によって異なります。まずは、ご自身の会社の就業規則や労働契約の内容を確認しましょう。身近な先輩や相談しやすい人に、話してみるのも良いですね。

副業が許可されている場合は、どのような手続が必要になるかも併せて確認しましょう。

副業ができる企業は増えている?

経団連の調査によると、2022年時点において、回答企業の半数以上が、自社の社員が社外で副業・兼業することを「認めている」と回答し、さらに17.5%が「認める予定」と回答しています。「認める予定」も含めると、今後は約7割の会社で、副業・兼業が認められるようになるということですね。

さらに、常用労働者数5000人以上では、65%以上が「認めている」と回答し、「認める予定」と合わせると合計は8割を超えます。厚生労働省からガイドラインが出されるなど、国全体としても副業・兼業を促進する動きも進んでいます。(参考:一般社団法人 日本経済団体連合会副業・兼業に関するアンケ―ト調査結果

理想の働き方を目指せる

働き方の基礎を作る時期

社会人1年目は、働き方の基礎を作る時期です。新しい環境で、新しいことを覚えることも必要なため、大変ではありますが、会社での責任は少なくチャレンジしやすい時期です。

1年目から過度な残業や長時間労働が習慣化してしまうと、その働き方が、社会人生活の基礎になってしまいます。2年目、3年目と年次を重ねるごとに、社内での責任や任される仕事も増えていくので、1年目のうちから、無理なく健康的な働き方を身につけましょう。

無理のない健康的な働き方を身につけることで、余裕が生まれ、趣味や副業を始めやすくなります。

時間管理が上手くなる

本業に取り組みつつ、副業に使う時間を確保するためには、時間をうまく調整する必要があります。本業も副業も諦めない働き方のためには、残業やダラダラと過ごす時間を減らす工夫が必要です。

本業と副業を両立させる取り組みそのものが、時間管理を工夫することにつながり、結果的に時間管理が上手くなります。

筆者の経験上、社会人生活を歩んでいく上で、暇になることはありません。「時間に余裕ができたらやろう」は通用しないため、思い立ったタイミングで、時間を捻出できるよう工夫するのが良いですよ。最初は10分でも大丈夫です。

小さくチャレンジできる

社会人生活がスタートしてすぐなので、失敗して当然です。そのため、副業や様々な働き方にチャレンジするハードルが低いです。理想の働き方がわからなくても、大丈夫です。大切なのは、分からないなりに、小さくいろんな挑戦をしてみることです。

どんな働き方が理想なのか、無理なく働くとはどういうことか、答えは変わっていきますが、常に工夫をし続けることで、より良い状態に近づくことができます。

おすすめチェックリスト

  • 何時間寝ると、スッキリした状態で作業できるか
  • どの時間帯が1番捗るか
  • 残業は何時間までなら集中できるか
  • 副業するなら、どの時間帯が良いか(平日夜?土日?朝?)
  • どんな副業だと楽しそうか
  • 絶対に避けたい働き方は?

逃げ道を持てる

会社以外のつながりを持てる

副業をすることで、社会人生活の早い段階から、社外のつながりを持つことができます。家と会社の往復では、価値観や考え方が固定されることが多いですが、副業を通したつながりがあると、より広い価値観に触れやすくなります。

また、社外の人とつながりを持つことで、自身の立ち位置がわかるようになったり、悩みを相談しやすくなったりします。深いつながりではなくとも、浅く繋がっておくことで、ふとした時に助けられることもあります。

会社の評価が全てではなくなる

会社しか働く場所がないと、会社の評価が全て自分の仕事の評価になります。もちろん、会社の評価は大切ですが、会社の評価基準のみで評価され続けるのは息苦しさも伴います。

評価軸が限られていると、多少の無理をしてでも頑張ってしまったり、あまり好きではないことも受け入れたりせざるを得ません。会社員である以上、最低限のやるべきことは対応すべきですが、会社以外にも評価軸があることで、精神的な余裕が生まれます

収入源の多様化

収入源が1つしかないと、万が一会社が潰れたり、病気になったり、8時間の出社が困難になったりした場合のリスクが高いです。収入源を複数持っておくことで、万が一のリスクに備えやすく、何かあった際でも慌てずにすみます。

収入源が複数ある状態とは、複数の稼ぎ方ができる状態だと言えます。稼ぎ方が1つに限られていないことで、働き方の選択肢も広がります。

会社以外のスキルを得られる

自己肯定感が上がる

会社員としてだけではなく、個人としても活動することで、単純に自己肯定感が上がります。趣味が仕事になり、お金という形で対価が得られることは、スキル獲得のモチベーションにもつながります。

掛け合わせで市場価値が高まる

同業の副業を禁止している会社が多いため、本業とは全く関係のない職種の副業を始める人が多いです。その結果、会社員でのスキルと、副業で身につけたスキルを掛け合わせることで、市場価値が高まります。

スキルの掛け合わせはもちろん、基本的なビジネスマナーや、論点の整理方法、プロジェクトの進め方など、会社で得たスキルは、副業にも活かせます。

おすすめの職種は?

せっかく副業をするのであれば、自身がやりたいと思うものや、モチベーションが上がるものをおすすめします。また「好きではないが、得意なこと」を仕事にすると、こだわりや期待があまりない分、うまくいくことも多いです。

まずは、どんなスキルが副業になるのか、ココナラAnycrewなどのスキルシェアサービスで調べてみましょう。

新しいことを始めやすい

大きなライフイベントまでに時間がある

社会人の早い段階から副業を始めるメリットとして、結婚、出産、転職などの大きなライフイベントまでに時間があることが挙げられます。自分のためだけに使える時間が存分にあるため、成功までに時間がかかる挑戦がしやすいです。

社外のスキルを身につけたいなら【Schoo(スクー)】でオンライン学習もおすすめです!

周囲のやる気がある

社会人1年目は、同期や周囲にやる気のある人が多い時期です。新しい環境で頑張ろうとしている人が多いので、その波に乗っかり、新しいことを始めやすい空気があります。同期や友達に仲間を見つけて、励まし合えるとモチベーションを保ちやすいです。

注意点は、初めから頑張りすぎないことです。「5月病」という言葉がある通り、無理して頑張りすぎると持続可能ではありません。あくまでも、体調を優先して、楽しみながらできる範囲で続けることが大切です。

「当たり前」が構築されていない

働き方に関する思い込みが構築されていない時期なので、働き方を柔軟に捉えやすいです。自身が思う理想の働き方を「当たり前」の状態にすることで、無理なく理想の働き方を続けられます。特に、以下のような思い込みがあると、副業や新しいことを始めずらいため、注意が必要です。

副業するなら手放したい思い込み

  • 残業したほうが仕事が進む
  • 飲み会は全部参加したほうがいい
  • 就業時間は早められない
  • 仕事は上司から評価されるもの
  • 同期は競争相手

広い観点が持てる

フラットな視点で将来を考えやすい

本業以外でも仕事をしていると、自身の立ち位置を客観的に捉えやすくなります。その結果、よりフラットな視点で将来を考えやすいです。社外の人と仕事上の接点があることで、以下のような点でキャリアを見つめる機会が増えます。

社外との接点から得られる視点

  • 自身のスキルが、どの程度他の場所で通用するのか
  • 社外ではどういう働き方をしている人がいるのか
  • 仕事に対する給料の妥当性
  • 働く場所、時間、人はどんな状態が理想か

キャリアを総合点で考える

社内で昇進してキャリアアップするという1つの考え方に捉われず、社内での評価、副業での評価、を総合してキャリア全体を俯瞰できるようになります。

新卒からキャリアを複合的に捉えられると、目の前の仕事に余裕を持って取り組めたり、一見つまらなさそうな仕事にやりがいを見出したりしやすくなります。

1つの場所で働くことにこだわる必要がないため、「つまらないけど稼げる仕事」「稼げないけど好きな仕事」「体力を使う仕事」「頭を使う仕事」などを組み合わせて、主体的にキャリアを形成していけると良いでしょう。

本業への意識が変わる

筆者は、副業を通して「会社のすごさ」を学びました。毎月決まった日に給料が振り込まれること、ボーナスがあること、保険があること、有給休暇があること、など、副業をすることで本業の良さがわかる点も、副業のメリットです。

会社を一方的に嫌いになる前に、会社員の良さに気づけることは、その後のキャリアを考える上で、とても良い経験です。

分かりやすく可視化します!

将来やりたいこと、今のスキルをまとめます

理想のキャリアを描くためには、どんな働き方が理想なのか、何が得意なのか、自身のどんなスキルを副業に活かしたいか、など、現在地を知ることが重要です。

85人以上の人生、200件以上の実績のある筆者が、あなたのキャリアの整理をお手伝いします。経歴やキャリア、これからのビジョンを、1枚のイラストにまとめます。

キャリアや思い出を1枚に!可愛く分かりやすくまとめます

  • キャリアの棚卸し
  • 悩んでいることの整理
  • これまでの経歴を整理
  • これからやりたいこと、目標やビジョンの可視化
  • 大切にしたいポリシーを可視化

新卒から副業する際の注意点

会社のルールを知る

会社で副業が認められているかの確認はもちろん、副業が認められている場合に必要な手続きを確認しましょう。会社のルールを踏まえて、無理のない範囲で業務することが大切です。

厚生労働省は、以下のような場合に、副業や兼業を禁止または制限することを認めています。(参考:厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン

  1. 労務提供上の支障がある場合
  2. 業務上の秘密が漏洩する場合
  3. 競業により自社の利益が害される場合
  4. 自社の名誉や信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場

業務上の秘密を守ることはもちろん、体調や時間管理をしっかり行うことが重要です。

会社で手を抜かない

新卒から副業をする上で、最も重要なポイントです。将来的に、持続可能な働き方を目指すためには、会社での信頼が大切です。副業は逃げ道になりますが、常に副業に逃げていると、依存先が副業先だけになり本末転倒です。

本業でも成果を出せるよう真剣に取り組むことで、周囲から応援してもらいやすくなります。本業での成長は副業でのスキルアップにもつながることが多いため、「会社でも手を抜かない」を大切にしましょう。

収入にこだわりすぎない

副業を始めてすぐは、収入にこだわりすぎないことが大切です。収入を上げるために、焦って無理をすると、長く続けられず、疲弊してしまいます。社会人1年目は、特に収入が低いため、早くたくさん稼ぐことを目標にしがちですが、楽しく継続できることを優先してください。

焦らず継続することで、心身ともに健康な状態で居心地の良いキャリアに近づけます。

まとめ

本記事では新卒から4年間副業を続け、月20万円稼げるようになった筆者が「新卒が副業をするべき5つの理由」を解説してきました。

  1. 働き方の基礎を作る時期だからこそ副業を
  2. 精神的にも金銭的にも逃げ道が持てる
  3. スキルの掛け合わせで市場価値を上げられる
  4. 「新卒」は新しいことを始めやすい時期である
  5. 広い視野でキャリアを考えられる

心身ともにハッピーなビジネスパーソンが増えますように〜!

ABOUT ME
あかりん
早稲田卒週末グラフィッカー。 IT企業でOLしながら、企業や地域のグラレコをしています。 チャイとインドをこよなく愛する関西ガール。
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